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蓄電池/V2H

【2026年最新】蓄電池は停電時にどう使える?仕組み・使用時間・容量の選び方を専門家が解説

2026.07.12

蓄電池 停電時

「台風で停電したら、蓄電池があれば本当に電気が使えるの?」「何時間もつの?」「どんな家電が使えるの?」

 

こんなお悩みを抱えたことはありませんか?

 

結論から言うと、蓄電池は停電時でも電気が使えます。

 

ただし「全負荷型か特定負荷型か」「ハイブリッド型か単機能型か」の2つの選び方を間違えると、停電時に思った家電が使えません。

 

容量10kWhの蓄電池なら、冷蔵庫・照明・スマホ充電などの最低限の家電で約30時間、夏にエアコンを使うなら約7時間が目安です。

 

✅本記事の信頼性

・現役の某太陽電池メーカーの営業マン「スポンジ」が監修(営業キャリア10年以上)

・営業実績は、住宅用太陽光発電を200棟/月を販売継続(3年以上)

・蓄電池を30台/月を販売継続

 

この記事では、停電時に蓄電池でできること・できないこと、何時間もつのかの計算方法、そして「停電時に後悔しないための蓄電池の選び方」を、太陽電池メーカーの営業として日々お客様に説明している立場から解説します。

 

読み終えるころには、ご自宅にどのタイプ・どの容量の蓄電池が必要かが判断できるようになります。

 

この記事の結論 内容
停電時に使えるか 使える(蓄電池の種類によって、自動または手動で切替)
何時間もつか 10kWhで最低限の家電なら約30時間、エアコン使用時は約7時間
エアコン・IHを使いたい 200V対応の「全負荷型」が必須
停電時に操作したくない 「ハイブリッド型」を選ぶ(単機能型は手動切替が必要な機種あり)
費用 材工で20万円/kWh程度が相場。DR補助金は最大60万円

 

蓄電池は停電時に使える?自立運転の仕組み

 

結論:蓄電池は、停電時でも貯めた電気を家庭に供給できます。ただし出力と容量には上限があります。

 

通常、家庭の電気は電力会社の送電網(系統:電力会社から各家庭へ電気を届ける送配電ネットワーク)から供給されています。

 

停電とは、この系統からの供給が止まった状態です。

 

蓄電池が停電時に役立つのは「自立運転モード」があるためです。

 

停電を検知すると、パワーコンディショナー(パワコン:直流の電気を家庭で使える交流に変換する機器)が系統との接続を自動的に切り離し、蓄電池に貯めた電気を家庭内へ直接供給する仕組みに切り替わります。

 

停電時のエネルギーの流れ

 

停電時、電気は次のように流れます。

 

昼間(晴天・太陽光あり):太陽光パネルが発電 → パワコンで変換 → 家庭内の家電へ供給 → 余った分は蓄電池へ充電

 

夜間・雨天:蓄電池に貯めた電気 → パワコンで変換 → 家庭内の家電へ供給

 

停電時に蓄電池が自立運転へ切り替わり、太陽光パネルとパワコンを経由して冷蔵庫や照明に給電する仕組みを示すエネルギーフロー図

 

ポイントは、太陽光発電とセットなら、停電中でも昼間に「発電しながら充電」できるという点です。

 

蓄電池単体(太陽光なし)では、貯めてあった電気を使い切ればそこで終わりですが、太陽光があれば毎日充電され続けるため、数日にわたる長期停電でも電気を絶やさずに済みます。

 

これが、防災目的で「太陽光+蓄電池」がセットで推奨される最大の理由です。

 

【重要】停電時に「自動で使える」か「手動操作が必要」かはタイプで違う

 

ここが多くの記事で軽く扱われている、しかし停電の現場では最も重要なポイントです。

 

停電時にハイブリッド型蓄電池は自動で切り替わるのに対し、単機能型は暗闇の中でパワコンの手動操作が必要になる違いを比較した図解

 

ハイブリッド型(太陽光と蓄電池のパワコンが一体)なら、停電時も自動で切り替わり、太陽光からの充電も自動です。

 

真っ暗闇の中で操作する必要がありません。

 

単機能型(太陽光用と蓄電池用のパワコンが別々)の場合、蓄電池からの給電は自動で始まりますが、太陽光発電の電気を蓄電池に充電するには、パワコンを手動で「系統連系モード」から「自立運転モード」に切り替える必要がある機種があります。

 

この切替をしないと、蓄電池の残量がゼロになった時点で、翌日晴れていても電気が使えなくなります。

 

停電は夜間や悪天候時に起こることが多く、屋外や高所のパワコンを操作するのは想像以上に大変です。

 

「停電時に操作したくない」という方は、ハイブリッド型を選んでください。

 

単機能型・ハイブリッド型といった蓄電池の種類そのものについては、蓄電池をわかりやすく解説!仕組みや家庭用蓄電池の種類まで基礎知識を理解するで基礎から解説しています。

 

停電時に使える家電・使えない家電【一覧表】

 

結論:自立運転時は出力に上限(機種により1.5〜4kVA程度)があるため、すべての家電が同時には使えません。消費電力の小さい家電を優先しましょう。

 

家電 停電時の使用 消費電力の目安 補足
照明(LED) ◎ 使える 約5〜50W 消費電力が非常に小さく、最優先で確保したい
スマホ充電・Wi-Fiルーター ◎ 使える 約10〜20W 災害情報の収集・安否連絡に必須
冷蔵庫 ◎ 使える 約150〜300W 常時稼働が必要。実際はコンプレッサーが断続運転するため見た目より電力は少ない
テレビ ◎ 使える 約50〜150W 災害情報の収集に有効
エアコン(100V・14畳以下) 〇 条件付きで使える 約500〜900W 特定負荷型でも、事前にエアコンの回路を指定していれば使用可
エアコン(200V・14畳以上) △ 全負荷型のみ 約800〜1,500W 200V対応の全負荷型が必須。起動時に大きな電力がかかる
電子レンジ △ 短時間なら可 約1,000〜1,400W 他の家電との同時使用は出力オーバーの恐れ
IHクッキングヒーター △ 全負荷型のみ 約1,400〜3,000W(200V) 特定負荷型では使用不可。停電時はカセットコンロの併用が現実的
エコキュート △ 機種次第 約1,000〜1,500W(200V) 蓄電池が非対応のケースもあるため事前確認が必須

停電時に蓄電池で使える家電を消費電力別に3段階で示したピラミッド図。照明やスマホ充電が最優先、エアコンやIHは全負荷型が必要

 

※消費電力は機種・サイズにより異なります。実際の数値は各家電の取扱説明書をご確認ください。

 

【プロが警告】よくある誤解3つ

 

営業の現場で、お客様が誤解されているポイントを3つ挙げます。

 

誤解①「蓄電池があれば停電時も普段どおりの生活ができる」
→ 出力上限があるため、複数の大型家電の同時使用はできません。全負荷型でも「無制限に使える」わけではないことを理解しておきましょう。停電時は節電が前提です。

 

誤解②「全負荷型にすれば必ず家じゅう使える」
→ 電力会社との契約アンペア数が蓄電池の対応上限を超えていると、全負荷型でも全負荷になりません。 たとえば75A契約の家に「60Aまで対応」の全負荷蓄電池を設置すると、実質的に特定負荷型と同じ使い方になります。契約アンペア数は必ず確認してください。75A対応の機種もあります。

 

誤解③「容量が大きければ何でも使える」
→ 容量(kWh)と出力(kW)は別物です。容量10kWhでも自立運転出力が1.5kWなら、同時に使える家電の合計は1.5kWまでです。エアコンを使いたいなら出力にも余裕が必要です。

 

蓄電池は停電時に何時間使える?容量別シミュレーション

 

結論:使用時間は「実効容量 ÷ 合計消費電力」で計算します。10kWhなら最低限の家電で約30時間、エアコン使用時は約7時間が目安です。

 

まず「実効容量」を理解する

 

カタログの「定格容量」をそのまま使うと、実態より楽観的な数字になります。

 

直流から交流への変換ロスと、電池を完全に使い切らない設計のため、実際に使える量は定格の80〜90%程度です。

 

使用時間(h)= 実効容量(Wh)÷ 合計消費電力(W)

 

計算例:10kWh蓄電池(実効容量9,000Whで試算)

 

ケース1:最低限の防災モード
冷蔵庫(150W)+LED照明3灯(30W)+スマホ充電(20W)+Wi-Fi(10W)+テレビ(90W)= 合計約300W
→ 9,000Wh ÷ 300W = 約30時間(丸1日以上)

 

ケース2:夏場・エアコン1台を稼働
上記300W + 200Vエアコン(1,000W)= 合計約1,300W
→ 9,000Wh ÷ 1,300W = 約7時間

 

ケース3:冬場・エアコン+電気毛布
上記300W + エアコン(1,200W)+ 電気毛布(60W)= 合計約1,560W
→ 9,000Wh ÷ 1,560W = 約6時間

 

同じ10kWhでも、使う家電次第で持ち時間は5倍変わります。「10kWhなら1日もつ」は、あくまで節電した場合の話だと理解しておきましょう。

 

容量別・持ち時間の早見表

 

定格容量 実効容量の目安 最低限の家電(約300W) エアコン使用時(約1,300W) 向いている世帯
5kWh 約4,500Wh 約15時間 約3.5時間 1〜2人暮らし・最低限の防災
7kWh 約6,300Wh 約21時間 約4.8時間 3〜4人家族・ガス併用
10kWh 約9,000Wh 約30時間 約7時間 4人家族・停電対策を重視
13kWh 約11,700Wh 約39時間 約9時間 オール電化・電気使用量が多い世帯
15kWh以上 約13,500Wh以上 約45時間以上 約10時間以上 オール電化+EV・在宅医療機器がある世帯

蓄電池の容量別に停電時の持続時間を比較した棒グラフ。10kWhの場合、最低限の家電で約30時間、エアコン使用時は約7時間

 

※実効容量を定格の90%として試算した概算です。実際は機種の変換効率、放電深度、家電の起動電力、気温により変動します。

 

容量の決め方をさらに詳しく知りたい方は、【2025年版】家庭用蓄電池の容量選び完全ガイドをご覧ください。

 

また、10年後の劣化まで見越した容量選びについては【専門家が解説】蓄電池は”1.3倍”で選ぼう|10年後の劣化を見越したプロの容量選びが参考になります。

 

太陽光発電があれば「持ち時間」の計算は変わる

 

上の表は「蓄電池の電気だけを使い切るまで」の時間です。

 

太陽光発電があれば話は別で、晴れた日中は発電した電気で家電を動かしながら蓄電池に充電できます。

 

長期停電を乗り切るサイクル

 

日中(10〜14時):太陽光の発電量が最大。洗濯や炊飯など電気を使う作業をこの時間帯に集約し、余剰分を蓄電池に充電
夜間:蓄電池の電気を節約しながら使用(照明・冷蔵庫・スマホ充電を優先)
翌朝:再び太陽光が発電を開始し、充電される

 

このサイクルを回せば、停電が数日続いても電気を絶やさずに生活できます。

 

太陽光なしの蓄電池単体では、貯めた分を使い切ればそこで終わりです。

 

停電対策を本気で考えるなら、太陽光とのセット導入を強くおすすめします。

 

まだ太陽光発電を設置していない方でも、後付けは十分に可能です。

 

費用相場や設置条件は太陽光発電は後付けできる!費用相場・デメリット・補助金を専門家が徹底解説【2026年最新】で解説しています。

 

停電対策で後悔しない蓄電池の選び方【5タイプから選ぶ】

 

結論:「全負荷/特定負荷」×「ハイブリッド/単機能」の組み合わせで選びます。停電時に何を使いたいか、操作の手間を許容できるかで決まります。

 

蓄電池は、この2軸の掛け合わせで4タイプ(+太陽光と接続しないスタンドアロン型を含めて5タイプ)に分かれます。ここが停電時の使い勝手を決める最重要ポイントです。

 

① 全負荷型 vs 特定負荷型(停電時に「どこまで」使えるか)

項目 全負荷型 特定負荷型
停電時に使える範囲 家じゅうすべての部屋・コンセント 事前に指定した1〜3回路のみ
200V家電(IH・大型エアコン等) 使用可能 使用不可(100Vのみ)
電気の持ち 使い過ぎると早く減る 範囲が限定され「細く長く」使える
費用・本体サイズ 高め・大きめ(分電盤工事も複雑) 安価・コンパクト(屋内設置も可能)
向いている家庭 オール電化、小さな子ども・高齢者・ペットがいる、在宅医療機器がある ガス併用、最低限の防災で十分、コスト重視

停電時に家全体が使える全負荷型と、指定回路のみ使える特定負荷型の蓄電池の違いを住宅の断面図で比較した図解

 

判断基準はシンプルです。

 

停電時に200Vのエアコンやオール電化住宅のIH・エコキュートを使いたいなら全負荷型。

 

冷蔵庫・照明・スマホが使えれば十分なら特定負荷型で成立します。

 

負荷タイプ以外の選定ポイントも含めて総合的に判断したい方は、【蓄電池の選び方7選】失敗しないためのコツを徹底解説もあわせてご覧ください。

 

② ハイブリッド型 vs 単機能型(停電時に「操作が必要か」)

 

項目 ハイブリッド型 単機能型
パワコン構成 太陽光用と蓄電池用が一体(1台) 太陽光用と蓄電池用が別々(2台)
停電時の太陽光からの充電 自動(操作不要) 手動切替が必要な機種あり
変換ロス 少ない(効率が良い) やや多い
既存太陽光への後付け 既存パワコンの交換が必要 既存パワコンをそのまま使える
向いている家庭 太陽光と同時導入、パワコン交換時期が近い、停電時に操作したくない 太陽光設置から5年程度で、パワコンがまだ使える

 

太陽光を設置して5年程度なら、まだ使えるパワコンを交換するのはもったいないため単機能型が選ばれます。

 

一方、パワコンの寿命(10〜15年)が近いなら、ハイブリッド型に切り替えるタイミングです。

 

③ タイプ別・あなたに合う蓄電池の早見表

 

あなたの状況 おすすめタイプ 停電時の使い勝手
オール電化+太陽光を新規/同時導入。停電時も普段どおり過ごしたい 全負荷対応ハイブリッド型 家じゅう使える+操作不要。停電対策としては最強
オール電化。既存太陽光に後付けしたい 全負荷対応単機能型 家じゅう使えるが、太陽光充電に手動切替が必要な機種あり
ガス併用。最低限の防災+コスト重視。操作はしたくない 特定負荷対応ハイブリッド型 指定回路のみだが操作不要。使い過ぎのリスクが低い
ガス併用。既存太陽光に安く後付けしたい 特定負荷対応単機能型 指定回路のみ+手動切替。最もコストを抑えられる
太陽光がない。停電時の非常電源だけほしい スタンドアロン型 / ポータブル電源 貯めた分を使い切ったら終わり。長期停電には不向き

 

EVをお持ちの方・購入予定の方は、蓄電池の代わりにV2Hという選択肢もあります。

 

停電時の使い勝手や費用の違いは【2026年最新】蓄電池とV2Hどっちが正解?違い・費用・補助金を専門家が徹底比較で比較しています。

 

据置型ではなくポータブル蓄電池を検討中の方は、【徹底解説】ポータブル蓄電池を普段使いして活用する方法をご覧ください。

 

④ 見落としがちな確認ポイント3つ

 

契約アンペア数:75A契約の家に60A対応の全負荷型を入れると、全負荷になりません。75A対応機種を選ぶ必要があります。

 

自立運転出力(kW):容量とは別物です。停電時にエアコンや電子レンジを使いたいなら、出力3kW以上を目安に。

 

既存太陽光との相性:既設の太陽光メーカーと別メーカーのハイブリッド蓄電池を組み合わせると、パネルの出力保証が無効になるケースがあります。

 

同一メーカーのハイブリッド蓄電池を選ぶか、単機能型にするのが安全です。

 

停電対策としての蓄電池の費用と2026年の補助金

 

結論:2026年時点の相場は材工で20万円/kWh程度。国のDR補助金(最大60万円)と自治体補助を活用すれば負担を大きく抑えられます。

費用相場(2026年時点)

 

蓄電池の相場コストは、材工(機器+工事費)で20万円/kWh程度です。容量別の目安は次のとおりです。

 

容量 相場価格(工事費込み・税抜)
7kWh前後 140万円前後
13kWh前後 220万〜270万円
15kWh前後 250万〜300万円
16kWh前後 280万〜350万円

 

※機種・施工内容・販売業者によって価格は大きく変動します。同じ機種でも業者によって数十万円の差が出ることは珍しくないため、必ず当社ENCで見積もりを取ってください。

 

すでに太陽光発電をお使いで、まもなくFIT期間が終了する方は、停電対策と経済メリットを両立できるタイミングです。

 

詳しくは【導入タイミングも解説】卒FIT後の蓄電池設置は元が取れる?プロが検証をご覧ください。

 

2026年の国の補助金「DR補助金」

 

国の代表的な制度が、SII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)が執行する「家庭用蓄電システム導入支援事業」、通称DR補助金です。

 

DR(デマンドレスポンス)とは、電力の需給がひっ迫した際に、蓄電池を遠隔で充放電させて需給バランスの調整に協力する仕組みを指します。

 

※なお、2026年度のDR補助金は人気が高く、予算額が満了しており受付が終了しました。

 

項目 内容(2026年度)
補助上限 最大60万円/1申請
対象 SII登録済みのDR対応家庭用蓄電システムを新規導入する個人・法人
条件 蓄電池アグリゲーターとのDR契約、または小売電気事業者のDRメニュー加入
申請者 SII登録の販売・施工業者が代行(個人での直接申請は不可)
注意点 予算上限に達すると期限前に受付終了。過去年度も早期終了

【最重要】絶対に守るべき申請ルール

 

蓄電池のDR補助金で、交付決定通知の前に契約すると補助金が受け取れなくなる仕組みを、正しい申請フローとNGパターンで比較した図解

 

交付決定の通知を受け取る前に契約・発注・支払いを行うと、補助金は一切受け取れません。

 

営業の現場では、「早く契約しないと予算枠が埋まる」「在庫確保のため、とりあえず契約書だけ」といったトークで、交付決定前に契約を迫る業者が存在します。

 

これに応じると、実績報告の段階で「事前着工」と判断され、補助金がゼロになり数百万円が全額自己負担になります。

 

交付決定には2〜4週間かかりますので、焦らず手順を守ってください。

 

DR補助金の申請スケジュールや注意点は【4つの注意点】DR補助金を徹底解説で詳しく解説しています。

 

太陽光発電と同時導入する場合は「電力会社との連系完了」が条件になるため、逆算したスケジュール管理が必須です。

 

停電時の蓄電池を最大限活かす3つのコツ

 

停電になってから慌てないために、以下を事前に準備しておきましょう。

 

① 停電時の「優先家電」を家族で決めておく
全負荷型でも、電気を使いすぎれば早く空になります。「冷蔵庫・照明・スマホ充電は死守、電子レンジは使わずカセットコンロで代用」というように、優先順位を家族で共有しておくと、いざというときに迷いません。

 

② 蓄電池の残量設定を見直す(単機能型の方は特に)
単機能型では、蓄電池の最低残量を5〜10%に設定しておくと、翌朝も残量がある状態を保てます。残量ゼロの状態で朝を迎えると、太陽光パワコンを手動で自立運転に切り替えるまで電気が使えません。

 

③ 停電時の操作手順を印刷して保管する
モニターやパワコンの操作方法を、停電時に確認できるよう紙で保管しておきましょう。スマホの電池が切れていたり、暗闇の中では、取扱説明書をダウンロードして見ることすらできません。

 

まとめ:停電に強い蓄電池を選ぶために

 

停電時の蓄電池活用について要点を整理します。

 

・蓄電池は自立運転機能により停電時も電気を使えるが、出力・容量に上限がある
・停電時にエアコン・IHなど200V家電を使いたいなら「全負荷型」が必須
・停電時に操作したくないなら「ハイブリッド型」(単機能型は手動切替が必要な機種あり)
・持ち時間は「実効容量 ÷ 合計消費電力」。10kWhなら最低限の家電で約30時間、エアコン使用時は約7時間
・太陽光発電とセットなら、長期停電でも発電・充電を繰り返して電気を絶やさずに済む
・費用は材工で20万円/kWh程度。DR補助金は最大60万円だが、交付決定前の契約は厳禁

 

最後に、営業の立場から最も伝えたいことをお伝えします。

 

蓄電池は「どこで買うか」で価格が数十万円変わる商品です。

 

停電対策として本当に必要なスペックを見極めたうえで、必ず複数社から相見積もりを取り、補助金の申請代行にも対応してくれる業者を選んでください。

 

「夏の停電でエアコンを使った場合、何時間もつのか」を具体的に試算してくれる業者であれば、信頼できる可能性が高いです。

 

当社ENCでは、お客様の生活スタイルを考慮して最適な蓄電池をお安く販売しておりますので、まずは当社ENCに見積依頼をしてみてください。

 

よくある質問(FAQ)

 

Q1. 蓄電池は停電時、自動で電気が使えるようになりますか?

A. 蓄電池からの給電は多くの機種で自動的に始まり、数秒後には家電が使えるようになります。ただし単機能型の場合、太陽光発電の電気を蓄電池に充電するには、パワコンを手動で自立運転モードに切り替える必要がある機種があります。停電時に操作したくない方はハイブリッド型を選びましょう。

 

Q2. 太陽光発電がなくても、蓄電池だけで停電対策になりますか?

A. なります。ただし使えるのは貯まっていた電気だけで、使い切れば復電まで再充電できません。数日に及ぶ長期停電に備えたいなら、日中に発電・充電できる太陽光発電とのセット導入が圧倒的に有利です。

 

Q3. 停電時にエアコンやIHは使えますか?

A. 200V対応の「全負荷型」であれば使えます。特定負荷型では200V機器は使えませんが、14畳以下向けの100Vエアコンなら、事前にその回路を特定負荷として指定しておけば使用可能です。ご自宅のエアコンが100Vか200Vかを確認してから蓄電池を選びましょう。

 

Q4. 全負荷型を選べば、必ず家じゅうで電気が使えますか?

A. 契約アンペア数に注意が必要です。75A契約の家に「60Aまで対応」の全負荷型を設置すると、実質的に特定負荷型と同じ使い方になります。75A対応の機種もあるため、電力会社との契約アンペア数を業者に伝えて確認してもらってください。

 

Q5. 停電対策なら何kWhの蓄電池を選べばいいですか?

A. 停電時に使いたい家電と時間から逆算します。冷蔵庫・照明・スマホ充電など最低限なら5〜7kWhでも15〜21時間もちます。エアコンを使いたい、オール電化である、家族が多い場合は10kWh以上が目安です。

 

Q6. 2026年に蓄電池の補助金はもらえますか?

A. 国のDR補助金(最大60万円)が実施されておりましたが、既に締め切られています。また、交付決定前に契約すると補助対象外になるため、手順を必ず守ってください。自治体独自の補助金と併用できる場合もあります。

 

Q7. 停電時、蓄電池はどれくらいで切り替わりますか?

A. 機種によりますが、多くは数秒程度です。切替の瞬間に一度電源が落ちるため、パソコンなど瞬断に弱い機器はデータが消える可能性があります。気になる方は、切替時間の短い機種を業者に確認してみてください。

 

Q8. 蓄電池の寿命はどれくらいですか?長期の備えとして使えますか?

A. 蓄電池は充放電の回数(サイクル数)に上限があり、保証回数を超えると容量が徐々に低下します。サイクル数・保証期間・容量保証の内容はメーカーごとに異なるため、購入前に必ず比較してください。停電対策は10年以上先を見据えた投資になるため、保証内容の確認は価格以上に重要です。

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