【2025年最新】京都府民が知らないと損する太陽光発電と蓄電池補助金
2025.08.12

目次
京都府にお住まいの方で、太陽光発電システムと蓄電池を設置したいけど、「初期費用が高い…」や「少しでも安く購入できる方法はないの?」など悩んでる方はいませんか?
✅本記事の内容
- 京都府の太陽光発電と蓄電池の補助金制度を解説
- 非FITの太陽光発電と蓄電池補助金額とメリット(京都市)
- FITの太陽光発電と蓄電池補助金額とメリット(宇治市)
- 太陽光発電と蓄電池補助金も安心して任せられる業者選び(京都府編)
- 京都府で太陽光発電と蓄電池の補助金を活用するならENCへ
✅本記事の信頼性
・現役の某太陽電池メーカーの営業マン「スポンジ」が監修(営業キャリア10年以上)
・営業実績は、住宅用太陽光発電を200棟/月を販売継続(3年以上)
・住宅用蓄電池を30台/月を販売継続
本記事では、京都府の太陽光発電と蓄電池の補助金について詳しく解説します。
補助金を活用してお得に太陽光発電や蓄電池を設置し、電気代の節約や災害時の停電に備えることができるようになります。
京都府の太陽光発電と蓄電池補助金制度を解説
京都府にお住まいの方は、太陽光発電と蓄電池を設置するのにどのような補助金制度が受けられるのでしょうか?
京都府と各自治体が出している補助金制度を解説します。
1.府の補助金制度
京都府では、太陽光発電と蓄電池を賢く使うことで電力会社の負担を低減させ、災害等による停電時でも再生可能エネルギーの最大限の活用を促すため、市町村と連携し補助金制度を開始しております。
京都府が負担する補助金額は、下記の通りです。
次章では京都府の各市町村の補助金制度について解説しますが、市町村の補助金と別に府から交付されるものではありません。
詳細は家庭向け太陽光発電・蓄電設備補助金(令和7年度)から確認してみてください。
2.各市町村独自の補助金
つぎに、京都府の各市町村が出している補助金制度を解説します。
自治体ごとに補助金を受けるための要件や、申請期間、申請のタイミングなど細かく決められております。
設置前に、施工店と一緒に要件を満たしているかどうか確認するようにしましょう。
FITとnon-FITのどちらでも補助金を出している自治体がありますが、non-FITの場合はエネまかせとの組み合わせが相性良いので検討してみてください。
ちなみに、福知山市・井出町・笠置町・和束町・南山城村は現時点で補助金は出ておりません。
京都市
京都市ではポイントで補助金付与を行っているため、「京都再エネクラブ」への入会が必要となります。
設置費用に対する補助金だけでなく、太陽光発電設備から生まれる環境価値(CO2 排出削減量)を京都市がとりまとめ、会員に定期的にポイント還元があります。
詳細は、京都市住宅用太陽光発電・太陽熱利用設備等設置補助金についてから確認してみてください。
舞鶴市
詳細は令和7年度住宅用再生可能エネルギー設備導入支援補助金(旧制度 FIT可)についてから確認してみてください。
※FIT制度可の補助金は、令和7年度の受付は5/30で終了しております。
詳細は令和7年度住宅用再生可能エネルギー設備導入支援補助金(新制度 FIT不可)についてから確認してみてください。
綾部市
詳細は綾部市住宅用太陽光発電システム等設置費補助金(太陽光パネル、蓄電池の設置)のご案内から確認してみてください。
宇治市
詳細は令和7年度 家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業費補助金(FIT売電可)から確認してみてください。
詳細は【受付開始】令和7年度 宇治市ゼロカーボン設備導入事業費補助金から確認してみてください。
宮津市
詳細は令和7年度 宮津市住宅用太陽光発電システム等設置補助制度についてから確認してみてください。
亀岡市
詳細は令和7年度亀岡市家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業費補助金についてから確認してみてください。
※FIT制度可の補助金は、10月頃に2次募集を予定しております。
城陽市
詳細は城陽市カーボンニュートラル補助金から確認してみてください。
向日市
詳細は向日市ゼロカーボン推進補助金から確認してみてください。
長岡京市
詳細は長岡京市:COOL CHOICE実践補助金から確認してみてください。
八幡市
詳細は八幡市家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業費補助金(FIT売電可事業)についてから確認してみてください。
詳細は八幡市家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業費補助金(FIT売電不可事業)についてから確認してみてください。
京田辺市
詳細は住宅用太陽光発電システムと住宅用蓄電池システムの同時設置補助事業の制度拡充についてから確認してみてください。
京丹後市
詳細は令和7年度京丹後市脱炭素重点対策加速化事業補助金の募集についてから確認してみてください。
南丹市
詳細は南丹市地域脱炭素重点対策加速化事業補助金のご案内から確認してみてください。
木津川市
木津川市:太陽光発電・蓄電設備(FIT売電可 ※従来制度)から確認してみてください。
※FIT制度可の補助金は、受付終了しております。
詳細は木津川市:太陽光発電・蓄電設備(FIT売電不可 ※新制度)から確認してみてください。
大山崎町
詳細は大山崎町:太陽光発電・蓄電池購入費用を補助します。から確認してみてください。
京丹波町
詳細は令和7年度京丹波町家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業費補助金についてから確認してみてください。
宇治田原町
詳細は家庭用自立型再生可能エネルギー設備設置補助金(令和7年度分)から確認してみてください。
伊根町
詳細は家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業から確認してみてください。
与謝野町
詳細は家庭向け太陽光発電・蓄電設備導入費補助事業から確認してみてください。
※FIT制度可の補助金は、受付終了しております。
3.国の補助金制度との併用ができるか確認する
国の補助金制度と併用ができれば、さらに初期費用を抑えることが可能です。
国から出ている補助金制度は、ZEHの補助金やGX志向型補助金、DR補助金などがあります。
2025年度のGX志向型補助金、DR補助金ともに受付終了しております。
お住まいの自治体に、補助金制度の併用ができるかどうか、事前に確認するようにしましょう。
非FITの太陽光発電と蓄電池補助金額とメリット(京都市)
京都市で太陽光発電システム4.4kWとハンファジャパンの蓄電池QREADY-B97-1(9.7kWh) を設置する場合の、下記3つの項目を具体的に試算してみます。
・具体的な補助金額の例
・初期投資回収期間の試算例
では、ひとつずつシミュレーションしていきましょう。
1.具体的な補助金額の例
京都市で太陽光発電を設置する場合、太陽光発電システム(2kW以上)と蓄電池(4kWh以上)を同時設置すれば、設置容量に関わらず20万円の補助金を受けることができます。
ただし補助金はポイントで付与されるため、「京都再エネクラブ」への入会が必要となります。
入会すれば設置費用に対する補助金だけでなく、太陽光発電設備から生まれる環境価値(CO2 排出削減量)に対して会員にポイント還元があります。
太陽光発電設備の容量や入会期間に加え、発電量や売電量などのデータをもとに計算されますが、昨年度は平均で約 5,500 円のポイント還元が行われたようです。
2.初期投資回収期間の試算例
下記を条件に、補助金を活用する場合としない場合で初期費用の回収にどのくらい違いが出るのかシミュレーションしてみましょう。
【条件】
・設置場所:京都府京都市
・設置費用:太陽光発電システム 20万円/kW
蓄電池 22万円/kWh
・補助金:20万円
・電気使用量:400kWh
下記は、補助金なしでシステム導入した場合のシミュレーションです。
京都市の補助金制度を活用しない場合、初期費用の回収に約16年かかるということになります。
太陽光発電と蓄電池を設置してから4年目までは売電単価が24円/kWhと高いため、蓄電池の運転モードは売電優先で設定しております。
また、5年目以降は売電単価が8.3円/kWhに下がるため、蓄電池の運転モードは自家消費優先で設定しました。
お客様が一番経済的な恩恵を得られる設定にした場合でも、初期費用の回収は16年程度はかかるということです。
次に、補助金を活用した場合のシミュレーションと比較してみましょう。
京都市の補助金制度を活用すると、初期費用は約15年で回収することができるということになります。
補助金を活用すると、1年早く初期費用を回収できるという結果となりました。
non-FITになるため、売電単価はENEMAKASEによる市場連動型に依存する形になりますが、シミュレーション上では一律10円/kWhで設定して計算をしております。
国としては、non-FITでの再エネ普及を後押ししており、経済効果的にもnon-FITでもFITと比べて損がない、むしろ得も多いことがわかると思います。
FITの太陽光発電と蓄電池補助金額とメリット(宇治市)
宇治市で太陽光発電システム4.4kWとハンファジャパンの蓄電池QREADY-B97-1(9.7kWh) を設置する場合の、下記3つの項目を具体的に試算してみます。
・具体的な補助金額の例
・初期投資回収期間の試算例
では、ひとつずつシミュレーションしていきましょう。
1.具体的な補助金額の例
宇治市での補助金額(FIT売電可)は、下記の通りです。
太陽光発電:10,000円/kW(上限40,000円)
蓄電池:20,000円/kWh(上限120,000円)
太陽光発電システム(4.4kW)と蓄電池(9.7kWh)を設置する場合、受けられる補助金を計算してみましょう。
太陽光発電:10,000円/kW×4.4kW=44,000円
蓄電池:20,000円/kWh×9.7kWh=194,000円
計算すると上記の通りですが補助金額に上限があるため、太陽光発電:40,000円+蓄電池:120,000円=160,000円受けられるということになります。
2.初期投資回収期間の試算例
下記を条件に、補助金を活用する場合としない場合で初期費用回収にどのくらい違いが出るのかシミュレーションしてみましょう。
【条件】
・設置場所:京都府宇治市
・設置費用:太陽光発電システム 20万円/kW
蓄電池 22万円/kWh
・補助金:16万円
・電気使用量:400kWh
宇治市の補助金制度を活用しない場合、初期費用の回収に約16年かかるということになります。
太陽光発電と蓄電池を設置してから4年目までは売電単価が24円/kWhと高いため、蓄電池の運転モードは売電優先で設定しております。
また、5年目以降は売電単価が8.3円/kWhに下がるため、蓄電池の運転モードは自家消費優先で設定しました。
お客様が一番経済的な恩恵を得られる設定にした場合でも、初期費用の回収は16年程度はかかるということです。
次に、補助金を活用した場合のシミュレーションと比較してみましょう。
宇治市の補助金制度を活用すると、初期費用は約15年で回収することができるということです。
補助金を活用すると、1年早く初期費用を回収できるという結果となりました。
蓄電池は、まだまだ金額が高いため自治体の補助金が活用できる方は積極的に補助金活用をして、太陽光発電や蓄電池を購入するようにしましょう。
太陽光発電と蓄電池補助金も安心して任せられる業者選び(京都府編)
太陽光発電と蓄電池の設置には、業者選びが重要となります。
優良な業者を選ぶポイントは下記の通りです。
信頼できるかどうか
信頼できるかどうかを見極めるポイントは、メーカーの施行IDを取得しているか、施工実績が多いかで判断すると良いでしょう。
施工IDは、メーカーが実施する施工研修を受けなければ取得できません。
各メーカーの施工IDを取得している業者はそれぞれの施工基準に合わせた工事ができるため、信頼できる業者といえます。
施工実績は目安として1,000棟以上あれば、安心して工事をしてもらえるでしょう。
適正な価格かどうか
相場価格より高すぎる価格や極端に安い価格を提示する業者には注意が必要です。
高すぎる価格は不要なオプションが含まれていたり、特定のモデルを押し付けられる場合があります。
逆に安すぎる価格は、必要な工事が省かれたり、質の低い部品を使ったりする可能性があります。
相場価格は、太陽光発電は25,5万円/kW、蓄電池は22~24万円/kWhですので、覚えておくようにしましょう。
アフターフォローがしっかりしている
太陽光発電は20~30年ほど発電します。
長期間の付き合いとなるため、アフターフォローのしっかりした業者に依頼する必要があります。
保証内容やメンテナンス体制がしっかりしているか、確認するようにしましょう。
京都府で太陽光発電と蓄電池の補助金を活用するならENCへ
本記事では、京都府の太陽光発電と蓄電池の補助金について詳しく解説しました。
補助金制度をうまく活用すれば、初期費用を抑えて太陽光発電と蓄電池を設置し、電気代の節約や災害対策に備えることができるようになります。
ただ補助金には申請期間や予算が設けられているため、早めに行動することが大切です。
京都府にお住まいで補助金を活用して太陽光発電・蓄電池を設置したいという方は、当社ENCへお問い合わせください。
信頼できる業者の紹介から見積り価格の適正性のアドバイスなど、設置までのサポートを行います。