OMRON 新出力制御に対応した余剰売電型自家消費システムの発売について
2025.06.16
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、低圧から高圧領域の中規模太陽光発電所向けに販売している
「余剰売電型自家消費三相システム」を機能アップし、
当社製単相パワコンや蓄電池、V2Xとの組み合わせでも利用できる「余剰売電型自家消費システム」
を25年7月末より発売開始するとのプレスリリースを発表いたしました。
■主な特長
- 設置環境、ユーザーニーズに合わせた柔軟な設計が可能に
単相パワコンとの組み合わせを可能とすることで、従来より設置環境に合わせたシステム設計が可能となりました。
設置スペースを最大限活用できることにより、発電量の最大化に貢献します。
- また蓄電システムやV2Xシステムとの組み合わせも可能となりました。余剰電力を蓄電池に貯めることで、BCP対策としても活用が可能です。
- <対応機種>
住・産共用自家消費対応蓄電システムKPBP-Bシリーズ
マルチV2Xシステム KPEP-A-2シリーズ
新出力制御に対応した余剰売電型自家消費で売電ロスを回避
従来と同様、新出力制御対応の「余剰売電型自家消費三相システム用ゲートウェイボックス」を組み合わせることで、新出力制御にも対応した運用が可能となります。
従来の全量方式では出力制御指示により、自家消費がある場合でも発電量を一律に抑制する必要がありましたが、新出力制御では自家消費分は抑制対象とせず、余剰電力を出力制御値まで売電することが可能となるため、蓄電池を活用することで、さらに大幅な発電ロスを回避することができます。
- 完全自家消費システムとしても使用可能
- 同じシステム構成で、完全自家消費システムとしても活用が可能です。
それぞれでシステム設計が異ならないため、設置・施工工数を効率化することができます。また、機能ごとに在庫を持つ必要がないので、在庫数量や保管場所の削減を実現します。
■システム構成例
<高圧受電/三相+単相システムの場合>
詳しくは オムロンのプレスリリース情報をご覧ください
より柔軟な設置自由度を実現! 新出力制御に対応した「余剰売電型自家消費システム」の発売について | ニュースルーム | オムロン株式会社